TSC~MPJの誕生
1986年初頭、それまでプロ目指しライブ活動を行っていた朝生(旧:TSC代表)は、バンド解散と共に音楽活動を中断し、それまで教えていた英語講師の道を極める為にカリフォルニアへ英語教授の勉強に旅立つ。デモテープもバッグに入れて・・。
そこで現地ソングライター団体に出会い活動に参加する。オリジナル曲が公開オーディション“Song Search”で優勝曲に選ばれ、同時に幾つかの米FM局で紹介される。その時、国籍・年齢・経歴を問わず夢を追いかけるすべての者に対し平等に門を開きサポートするアメリカの音楽土壌の広さを肌で感じ、同じ形式の日本でのソングライター・コミュニティを設立することが、朝生のジャパニーズドリームになる。そして10年の歳月を経て1996年10月に“TSC.東京ソングライターズクラブ”は誕生した。
TSCにはプロ・アマ問わず音楽家が全国各地また海外からも集まり、触発され、ライブ活動や作品作りに磨きをかけ、コラボレーションも含めた様々な刺激的な科学反応が起こる。また常時参加する音楽業界ゲストのアドバイスを通して、より作品に磨きをかける者、自分の音楽センスに共鳴されディレクションを受ける者、楽曲のCD採用・デビューする者等、業界の窓口としても機能した。
TSCでは沢山の出会いがあった。それは米ソングライター団体が音楽コミュニティとしての役割を第一にしていることと同じく、TSCは音楽を通してのネットワークを大事にしていたからだ。それをMPJは受け継いでいる。TSCの設立に関しては、朝生がメンバーだったロスの団体“NAS(現在SGA:The Songwriters Guild of Americaに合併)の当時のCEO、国内音楽業界関係者の方達の理解と協力を得ることができた。
そして名称は第二期“MUSIC☆PORT JAPAN(MPJ)”に代わり、活動は従来の“音楽コミュニティ”の枠を超え、より広範囲になる。毎年200本以上の楽曲コンペが届く“作家事務所”、継続的に続く様々なレッスン・セミナー・イベントを行う“音楽スクール”、これら3つの柱を基本にMPJ.は運営される。
2020年春。世の中が激変する渦中で「ZOOM」や「SNS」等もフル活用し、より世界をステージにした音楽環境作りを目指します。
MUSIC☆PORT JAPAN 代表 朝生眞二
2018.12.8 MPJ.22周年パーティー集合写真
◇メッセージ 「音楽業界の敷居はそれ程高くはありません。音楽の夢は必ずかないます。でもそのためには、いつも良い作品を作り続けなければなりません。」~あるプロのソングライターの言葉~ |
米ソングライター団体リンク“SONGWRITER UNIVERSE RESOURCES”